2009年04月10日

びびの海外音楽研修旅行記

びびの海外研修旅行のことをおいおい書こう、なんて言っておいて
新学期が始まったら、すっかりそちらに追われて書く気がドンドン萎えて行ってしまいそうで・・・^^;と思いましたので、
少しですが書きたいと思います。

と言っても、私がして来た旅行じゃないので、あくまでもびびが
語ってくれたことを、かいつまんでの紹介ですので、どうぞご了承ください。


今回の旅行に関しては、私はびびに撮影機器一切を持たせませんでした。
他の参加者の方はみなさん、デジカメとかほとんどが持って来ていたそうですが、うちは、まずびびがデジカメ使いこなせない・・^^;と言うのもありますし、
やはり、私は旅行に際し、自分の目で何でも見て感じてほしいと、それが一番だと思っていたので、
写真はいらないと考えたのです。

なので、我が家には今回の旅行の写真、今は一枚もありません。
まあ、そのうちいろいろな方からいただくと思いますので(^^ゞ
写真はその時にまた、改めてご披露するとします。

ではでは、簡単ですが、びびの旅行記の想い出を。


まず、24日の出発日、前日の成田の事故の影響で思わぬアクシデントになり、
なんとまあ、ウィーンに乗り継げず、フランクフルトに一泊することになりました。
私は成田からのびびの電話を受け、「仕方がないなあ」と思いましたが、当のびびも動揺はなく、「あ、そうなんだ〜」ぐらいにしか思わなかったそうです。

で、ひょんなことで泊まることになったフランクフルトですが、想い出と言えば・・・。
お友だちが「フランクフルトで食べたソーセージ美味しかった!」とか言っているのに
「あれ?食べたっけ?いろんなところでソーセージ出たよ。別に普通に
『ソーセージだ〜』って思って食べていたけど」って・・・。^^;
と、こんな感じでびびの外国初体験は幕を開けました。

25日は、びびがウィーンで演奏会に出演する日でした。
本来なら、前日にウィーン入りしているはずなので、午前中は観光をし、
余裕を持って会場入りして少しだけ手慣らしの練習をして・・・だったはずのですが、
もうウィーンに着いて、ホテルへ行き、会場入りはギリギリだったそうです。

その時のエピソードを少し。

びび、「そのとき、私気持ち悪くて吐き気がしてね〜」。(+o+)

その後の食事は一口だけだったそうです。
疲れと時差慣れしていないせいでしょうねえ。

でも、演奏は本当に楽しんで弾けたようです。

「左手一カ所だけ違う音引っ掛けたけど。自分ではちゃんとできたと思う」。 (^^♪

同行されたお知り合いのお母様も
「上手だったわよ〜。もう身体もノリノリで」と教えてくださったので、
私もホッとしました。
まあ、巧く行かなかったとしても、こういう経験はとても素晴らしいことですし、良かったとは思っていましたが、
やはり、演奏が巧く行ったのですから本当に良かったですよね。(^^)v

「ねえねえ、緊張しなかったの?」と、びびに聴きますと
「なんで?」
「だって外国だし、外国人の前で弾いたことないでしょう?」と言うと
「いや、だって日本人多いし」って、それは出演者側でしょうが・・・。

いや、大ボケ、やっぱりびびでした。^_^;

当日はドレスのリボンをMか先生に結んでいただいたり、プラハ音楽院に留学中の
G先生にもいろいろとお世話になったそうで・・・。
どうもありがとうございました。

びびは持って行った手帳にバッチリサインももらって
「これ、G先生のサインだよ!」と自慢げに私に見せてくれました。

観光では名所をたくさん回りました。
シュテファン寺院のステンドグラスにとても感銘を受けた様子のびびですが、
「すっごい階段が急で怖いの〜」とか、
シェーンブルン宮殿の美しさに圧倒されたものの、
「なんであっちの人はみんな天井に絵を描くの?」とか・・・。

「それはね、みんな神の国に少しでも近づきたいと思っているからよ」と答えると
信じられない!と言う顔をして
「あんな高いところだよ!それも大昔に!!」とますます仰天でした。

後はベートーヴェンのハイリゲンシュタットの遺書も見たり、デスマスクも観たり、モーツァルトハウスも。

ベートーヴェンの遺書はかなり興味深かったようです。
カールとヨハンと言う二人の弟がいたのですが、ヨハンが嫌いなベートーヴェンは宛名に、最初はカールの名前しか書いてなかったのが一目稜線で、
「ヨハンの名前はすっごい右端っこにあったんだよ!ポツンとあったんだよ」と、びびはすごく驚いたそうです。

また、デスマスクは
「耳の研究したいからって、耳は切り取られてしまったんだって・・・」と
生々しいエピソードを聴いて来たそうです。^^;

ウィーンは最初に訪れた都市だからか、演奏もしたせいからか
「なんだかずっと前からウィーンいいるような気がしてしまった」そうです。
最初にウィーンに着いた時に
「建物もすごく綺麗で、街全体が一つの絵のよう・・・
日本はシンプルすぎる」と思ったそうです。

さて、27日の目玉はオペラ『フィガロの結婚』。

そろそろ疲れが出る頃・・・。びびも「一幕までは覚えているんだけど、ああ、知っている音楽が終わってしまったと思ったら・・・・」と
どうやらその後はうとうとしながらの鑑賞だったようです。^^;

でも、『フィガロの結婚』はCDや先生からお借りしたビデオで何度も観ているだけあり、
「ケルビーノの人とかいっぱい拍手もらっていたよ。私はいいのか悪いのか良くわからなかったけれども」と、一応は観ていたんだなと思わせることを言っておりました。(笑)

ウィーンでの食事ですが、名物ウィンナーシュニッツェルとザッハトルテもしっかり食べて来ました。 良かった♪

さて3月28日。
びびたちは、専用車にてプラハ入りをしました。

まずはその日行われる”サクラコンサート”の出演者だけ、会場のマルティヌーホールのある国立大学におろして、他のメンバーは市内観光へ。

最初はカレル橋へ。

この橋の金の手すりは、こすると『またプラハに来られる』と言う言い伝えがあり、みんなこぞってこすっていたそうですが、びびは・・・。

「全然知らなくてさ〜」^_^;

「後でKちゃんが教えてくれたけど、遅かったよ〜」と
かなり残念そうでした。

カレル橋を渡ったら、イースターのようなお祭りをやっていて
屋台がたくさん出ていて、みんなパンやお菓子を買って食べたそうです。
びびも渦巻き状のパンを「もらって」^^;食べたそうです。

そして、観光組もマルティヌーホールへ。

みなさんの素晴らしい演奏に感動しつつも、中でも
「チェコの13歳の男の子が弾いたショパンのスケ2がすごく良かった♪」とのこと。(^_^)

ああ、やっぱりいい経験してるなあ、羨ましいなあと母は思うのでありました。

29日、この日はドヴォルザーク記念館へ。

ドヴォルザークが使っていたピアノを触ることができたそうです。
普段はチェーンで入れないようになっているピアノを直に触れられたのです。
それだけでも感激!
で、「白いベーゼンドルファーもあったよ、触れなかったけどね」とも言っていました。

その後、プラハ城へ。実はこの日、イスラエルの大統領が来るとかで、テロ警戒でプラハ城見学は危ぶまれていたのです。でも無事に行けたと言うことでホッとしました。

「プラハ城には衛兵がいてね、ずっとね無表情なの」って、当たり前じゃないかと思ったのですが、
「なんか怖かった」と言うのはわかる気がしました。

「帽子はイギリスとは違って警官みたいで、や〜、『くるみ割り人形』これを観てまねすれば良かった〜」って、遅いって。^_^;

さて、午後の目玉はこの旅行二回目のオペラ鑑賞です。

演目は『ルサルカ』。『フィガロの結婚』に比べたら、あまり知られていませんが、ドヴォルザークが作曲し、人魚姫がもとになっている悲劇です。

これはかなり現代的な演出だったようです。

「もちろん歌手が出て来て歌うんだけど、舞台に大迫力の映像が映し出されたり、いいのか〜!!って思った」と、びびも度肝を抜かれたよう・・・。
でも、その奇抜?な演出はいつしか感動に変わり、

「すげぇ〜〜〜!!!!」\(◎o◎)/!(※びびの発言のまま)

また、舞台の上に英語と後何語かわかりませんが字幕も入ったと言うことです。

この『ルサルカ』が、びびにはこの研修旅行で一番感動したことだと、
びびはずっと言っていました。

いいオペラが見られて本当に良かったね、びび♪

食事ですが、何日目かに出たのは
「鴨の丸焼き!!」。で、びびは無類の鳥好きなので(鳥は鶏以外でも好きなびび)
すごく嬉しかったし、「美味しかった」と喜んで食べたそうです。

また、自由食の時に、班で入ったピザ屋のピザも「おいしかったよ〜。サラミね!
でも、向こうのサイズは大きいから、Rちゃんと二人で一枚にした。正解だった!」(^_-)-☆


30日。

シェフル教授のハンマークラビア講座です。
ここでは、あの映画『アマデウス』で実際に使われたフォルテピアノを
めいめい、少しですが演奏させてくれたそうです。

「で、びびは何を弾いたの?」と聴いたところ、
「ベトソナ1番の4楽章、なんだけど、もう手がなまっちゃって、全然弾けないの!」

(-_-;)

うう・・・言葉もありませんでした。って、もう済んでしまったことですが。 他のみなさんはすごく上手だったとか・・・。うう・・・。

3月31日。

パリに移動しました。

パリに行ってびびがまず思ったことは、
「歩いている女の人はみんな森泉みたいだった!」って・・・。

ちなみにプラハは?
「おばさん、みんなド〜〜〜〜ン!!」。はい、パリに戻ります。^^;

ともかく、
「料理がおいしい。サラダもしっかりした美味しいのが出て来たし、アイスもちゃんと出て来た」って、最後は自分がアイス大好物なだけ・・・。^^;

この日はホテルに着いた時点で和食のお弁当が出そうです。

そして、パリ・エコール・ノルマル、サル・コルトーでの、アニマート主催の演奏会がありました。

午後7時半にエコール・ノルマルに向かうも、
「パリ、明るすぎ!」とびびは思ったそう・・・。
まあ、前日のプラハまではお天気も雨続きであまり良くなかったのもありますが、やはり札幌よりも緯度が北なんですよね〜。夜が明るい!
聴いてはいましたが、やはり実際に経験してとても驚いたようです。

びびが帰国して最初にピアノのことで熱く語ったのはこの演奏会で弾いたロシア人の男性のことでした。

「シューマンのカーナヴァル、リストのパガニーニ、すごい上手だったの!!??うますぎ!」と、びびは興奮気味で話してくれました。

そのあとシューマン『謝肉祭』のことでいっぱい質問して来たので(あ、ちゃんと聴いていたんだ、ってわかりました^^;)

4月1日。

エイプリル・フール。フランスでは『ポワソン・ダブリール(四月の魚)』。
「紙で作った魚をUくんの帽子に入れたりしたさ〜」と、びびも本場でポワソン・ダブリールを楽しんだ模様です。

この日は専用車にてパリ市内観光でした。
ノートルダム寺院、パンテオン、コンコルド広場、シャンゼリゼ、凱旋門などおなじみの名所を回りました。

どこを観ても絵になる、素晴らしい景色を堪能したそうです。

エッフェル塔では、”のだめ”のロケ地に降りたそうで、
「ああ、ここからあのシーンは撮ったんだ〜って思ったよ。
エッフェル塔すごく綺麗だったけど、物売りいっぱいいて怖かった^^;」と。

やはり観光地は要注意ですね。

この日はセーヌ川クルーズもしたそうです。

「自由の女神、小さかったけど見れたよ」。これもいい想い出ですね♪

で、この日かな?夕食はなんと、
「ムール貝専門店に行ったさ〜」

でも・・・

「なんかダメ。あまり美味しいとは思えなかった(^_^;)」と。

聴けば、一人お鍋に20個のムール貝が入って出て来たそうで・・・。

だってね〜、ムール貝なんて日本にないですし、ムール貝の味って、けっこう濃いし、子供ですしね、
びびの他にも「勘弁」と思った子も少なからず・・・。ま、これもいい経験でした!

4月2日。

ベルサイユ宮殿、ルーヴル美術館など行き、パリ三越でショッピングも。

有名な鏡の間は
「思っていたほどでもなかった」と・・・。ごめん、ママが「ステキだよ〜」って言い過ぎたかな。(^_^;)

ルーヴルではモナリザやサモトラケのニケ、ミロのヴィーナスなど、有名どころを観てきました。

参加者の多くが「モナリザって案外小さいんだな」と感じたようです。
また、本やテレビで見ていた印象とは違って見えたと・・・。
やはり、百聞は一見に如かず。


そうそう、びび、帰って来てからミロのヴィーナスのポーズをやってくれました・・・。^^;

パリ三越では、買い物の傍らマカロンの試食を食べたり(でもこれも普段『リヴゴーシュ』のを食べ慣れているからか「こんなもんかな」って^^;)
最後のパリを楽しんだようで・・・。

そして、シャルル・ド・ゴール空港に向かったのでした。

この旅行は本場の空気、本物に触れる、という目的のとてもとても欲張った旅行でした。
そう言う感動もたくさんでしたが、何よりも今回の旅行の方々ととても仲良く慣れたと言うこともいっぱい話してくれて、
そういったエピソードの数々、を聴くたびに、
本当に本当に楽しくて充実した旅行だったんだなあと感じられました。

また、参加した生徒さんたち全員が将来ピアニストを目指しているだけではないけれど、みんなすごく一生懸命、そして楽しくピアノに向き合っているんだなあと言うことを私もひしひしと感じました。

びびにとって、今回の旅行は掛け替えのない宝となりました。
この先、ピアノだけでなく、いろいろなことで生かされて行くに違いありません。

このような素晴らしい旅行に参加させていただけて、本当に幸せでした。

ご尽力くださった先生方、参加の方々、関係者のみなさま、本当にありがとうございました。

posted by 乃琶 at 21:32| Comment(0) | ピアノ・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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