2007年10月12日

ラヴェル「ソナチネ三楽章」第二回レッスン




前回より約一か月経ち、今日、ソナチネ三楽章の二回目のレッスンを受けて来ました。

もうね〜、何がって言うか、どうもやっぱり八方塞がりで、
ある程度までは自分で行っているとは思うんですが、そこから先がどうにも・・・。
特に、やはり難しい最初、テンポを上げるとスムーズに弾けるときと弾けないときがある。
弾けるときの身体の使い方がまだ完全ではなくて、なんかそんなこととか
他にもいっぱい気にし出せば、あそこもここも・・・と・・。^^;

今日は、びびの小学校で授業公開交流会と言うのが行われ、
市内の他の学校の先生も多数訪れて(父母でも誰でも見学可能)普通の授業だけでなく、朝からの活動も見られると言うので、まずそれに行き、1時間目の授業を見て
昔お世話になって転勤して行った先生にも会って挨拶したりなどして、
大急ぎで帰って来て、30分ほど練習してY先生宅へ。

弾き始めると、さっそく最初の数小節で止められました。
ああ、やっぱり左の指が廻っていない・・・と思ったら、そうではなく、
まだ、右手に主役が移ったときのパラ〜!!パラ〜!!パラッパラ〜!!の
鋭さが足りないと。(@_@;)
前回、私がこのソナチネを弾くにあたり、最初に注意を受け、1番目が覚めたと言うか、
道が見えたアドヴァイスです。
でも、まだ足りないんだ〜〜!!^^;
そして、むしろ一等出だしの、右手の降りてくるところをもっと歌うとか、
左手の細かい動きよりも、要するにメロディーラインをもっとしっかり形作ること、
くっきりと浮き上がらせることに注意が。
そこをゆっくりと弾いて、次に幻想的な不協和音になる三連符のところ、
ことの外、ここをじっくりとやらされました。

冒頭のけたたましさを一度終えて、柔らかくそして、摩訶不思議な感じがするところ、
ここでは左との調和を大切に、pからf、そしてまたpの繰り返しが数回現れますが
その強さとか感覚は必ずしも同じじゃないことなど、
やっぱり、自分では蔑ろにしていた部分をつかれると、ハッとしますね。^^;

また少し形を変えた主題を繰り返し、三連符は今度は最後は上に昇って行きます。
最初からそこまでゆっくりと弾いて、今度はインテンポでそこまで通してみました。

すると・・・

「なかなかいいね。そうそう、そうやって一気にそこまで弾けるととってもいいよ」との言葉が・・・。
\(◎o◎)/!
「本当ですか!?」と、褒められ慣れていない私は、すぐに疑い深く先生に聴いて
しまいました。^^;
「いや、本当に前回よりも随分良くなったよ。いいよ」と・・・。

嬉!!(^^)!

しかし、直すべき細かいところはたくさん。
出ていると思った左の和音が思いの外出ていなかったり、
曲想の変化をばしっと決めるアルペジオをきちんと決められなかったり^^;
ffの音の輝きがまだまだ足りなかったり・・・。
なんと、最初の2ページだけで結構な時間を費やしました。

私は、最近テンポのことばかり頭がいっぱいで、
やはり、詰めが甘いなあと言うのも、すごく思い知らされ・・・。

あとはね、ラヴェルらしい、ラヴェルならではの5拍子が出てくるじゃないですか。
例えば、最初に出て来る5拍子、いかにも舞曲らしいフレーズが最初の主題の繰り返しの後と最後に二カ所。
ここ、Y先生に
なんと、私、
「あ、そこ、おっちょこちょいに弾かないで」って言われたんですよ。

(;一_一)

”おっちょこちょい”ですよ、ちょっと、音楽に「おっちょこちょいに弾く」なんて、
形容ありますかしら?きっと???な人もいるとは思うんですが、
もうね、この言葉、もう、私にはピン!!と来ちゃって、
と同時にもう吹き出しちゃって、
弾けなくなってしまいました。^^;
そうしたら、おっしゃったY先生も私が吹き出したのを見て爆笑・・・。
その後で、こうおっしゃいました。

「もっと宮廷風に、気品を持って、格調高く」。

はい、全くです。
で、これ、いつも私が、びびにリュリを弾くときに言っていること同じじゃん。^^;

後は、細かいニュアンスをきちんと的確に表現すること、
例えばppでも、細かく音節毎に decrescendo がついていたら、
膨らます、萎む、をきちんと。それもこのソナチネの速さの中でバタバタせずに。

また、途中とコーダにある、上から機関銃のように?おりてくるところ、
でさえも、
右手がちゃんと歌えていること、そして左手と調和しているか、

とか・・・。

冒頭に出て来る鋭いパラ〜!!パラ〜!!パラッパラ〜!!っていう、
レッスンの最初に何度もやり直しさせられたあの形、
手を替え品を替え?^^;じゃないけれど、調も変え音も変え、右手にも左にも
和音になっても出て来ますが、
基本は全部鋭いのだけれど、中間部で左手になったら、そこは柔らかくとか・・・。
そういう左手ばかりに神経が行きがちなところでも、右手はちゃんと歌っているとか・・・。

やっぱり今日も目から鱗なことがたくさんでした。

で、最後ですが、fffですよ、そしてAccelerez、つまりアッチェランドですよ。
もうやっぱりね、ここまで来ると疲れても来てるし、音量がなかなかなのですが、
それでもなんとか出して、終えて、最後のコルトーが言うところの”電光石火”のフィニッシュ!

「もっと光って、輝いて!!」。

やっぱりこのときも、最後に1番輝き響くのは和音の1番上の音、基本ですね。^^;

ここを何度かやって、もう一度最初から弾いて、レッスンは終わりました。

わ〜、やっぱりまだまだ甘いなあと言うのも、痛感。
しかし、一度だけでなく、
「いいね〜」「なかなかいい感じだよ。うん、その調子で」と言うお言葉が
レッスン中に何度かいただけたのは、とっても嬉しいことでした。(^^)v
そのたびに
「え?本当ですか?」ってつい聴いてしまう自分が情けないって言うか、バカとも思いましたが。(^_^;)

「本当にいい感じだと思うよ。後は音をさらに磨いて頑張ってね」と最後に言われ、
また頑張ろう!!と新たに張り切っている私です。
「ピアノを楽しむ会」は、26日、リハーサルは来週の水曜に迫って来ました。

“いい感じ”であると言うことを素直に喜び、後二週間、
自分なりにもっとラヴェルの世界に近づけるように、と思います。
posted by 乃琶 at 18:15| Comment(6) | TrackBack(1) | ピアノ・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
乃琶さん、こんばんは!

ああああ!待ち焦がれておりました!ソナチネ第三楽章のレッスン記!!!!
ありがとうございますっ(失神・・・)。

私の大大大好きな曲!
ちょっと「クープランの墓」の”トッカータ”にも通じるニオイがあると勝手に思っているのですが。


あの5拍子のところは私はかな〜り好きなところです。勝手に悦に入るのですが、果たしてそれがいいのか否か?


お師匠さまから「なかなかいいよ」と言われたら、そりゃ心躍りますよね!
私もそうですよ。滅多に褒めて頂けることじゃなし。

師匠って凄いですよね。
まさに私達は師匠に踊らされている感じがしませんか?

私も、極たまーに褒められると「り、リアリー?」って言うてしまいます(汗)。
ハハハ。


またこの先が楽しみです。
乃琶さんの演奏も拝聴したいです。密かにリクエストっ!


来週はリハーサルなのですね。
気持ち良くこの世界に浸って(同化して)いらしてください。
Posted by ペンネ at 2007年10月12日 22:43
乃琶さん こんにちは!
送った録音を記事にしていただいて、改めてありがとうございました♪(^^*)

遅くなりましたがびびちゃんの録音聴きました!
リズムがしっかりしているし、ポリフォニーの初歩がしっかり勉強できてる〜!
これからも頑張って下さいね(^^)
しかしインベンションとシンフォニアは素敵な曲がいっぱいありますよね♪
とってもシンプルに聴こえるのに驚くほど弾くだけで難しいんですよねぇ。

乃琶さんのラヴェルも好調なようで こちらも聴いてみたい!!!v
なんて期待をしています♪(笑)
Posted by 遥 at 2007年10月13日 03:09
ペンネさん、1番のコメントいつもありがとうございます。

トッカータ、あれもカッコいいですね!約五年前に譜読みいたしましたが、歯が立ちませんでした。今なら少し?いや、また遠くへ離れてしまっているかしら?
そうですね、三楽章も疾風怒濤のごとく、というか、
ラヴェルはペルルミュテール氏によりますと、「非常に速く弾き、生き生きと光り輝いて、心のうちは神吉に満ちたニュアンスを際立たせるように臨んでいた」そうですから、
通ずるものありますね。

しかし、そんな風に弾けているとはとても思えない私なのですが・・・。^^;

>あの5拍子のところは私はかな〜り好きなところです。勝手に悦に入るのですが、果たしてそれがいいのか否か?

非常に良くわかります。私も浸ってしまいますね。で、自分では格調高いつもりが、「おっちょこちょい」及び、
某所に書きましたが「よさこいソーラン」ですから。^^;
なんでこれで、”いい感じ”なんだか・・・。

しかし、確かに「本当ですか?」と何度も聴き返したほどに(笑)「いいよ」と言われたのですから、
そうですね、もし本番で納得が行きましたら、
アップしようかな???とも・・・。
ただし、ノーミスでは弾けませんが。^^;

>気持ち良くこの世界に浸って(同化して)いらしてください。

ありがとうございます。そうですね、この気持ちが1番大雪ですね。あそこが危ない、あそこは大丈夫かな>とか
そういうことではなく、ソナチネの世界観に浸ろうと思います。
そのときまでは、一つでも不安要因をなくすのに頑張ります!
Posted by 乃琶 at 2007年10月14日 07:00
遥ちゃん、こんにちは♪
いえいえ、遥ちゃんのCD、送っていただいて本当に嬉しかったです。そして、聴けて心から良かったですよ。
拙い感想に、メールでもそして今ここでもお礼を言ってもらえてこちらこそ、ありがとうございます。(^^)

びびの演奏も聴いてくださったんですね!m(__)m

>リズムがしっかりしているし、ポリフォニーの初歩がしっかり勉強できてる〜!

遥ちゃんにそう言っていただけると、嬉しいです。ホッとします。まだまだな演奏なのは重々承知ですが、いいところをさらに伸ばしてさらに音楽を磨いて行ってほしいと思います。

ひゃ〜、私のラヴェル、そうですね、私の中での好調と言うか、
そう言うことだと思いますから。
でも、けっしていい演奏にプロもアマもないと思うので、“いい感じ”と言う言葉を直に受け止めて、至らないところを少しでもなくすように努めます。

頑張りますね!(^O^)/
Posted by 乃琶 at 2007年10月14日 07:07
こんばんは(^^)
大変ご無沙汰しておりましたが、ピアノも再開されていて、何だか私まで嬉しく拝見させて頂きました。
びびちゃんも頑張ってらっしゃるようですね!!

こちらは”あれ”以来、マイペースながらも悪戦苦闘の真っ只中です(~~;
乃琶さんやびびちゃんに遅れをとらないよう、私達も頑張りますね!!

そうそう! 冬〜春先にかけてのインフルエンザはお互いに気をつけたいですね!!
Posted by ぶるうらぐうん at 2007年10月16日 22:54
ぶるらぐうんさん、こんにちは♪j

相変わらず、お嬢さんとともに頑張っていらっしゃるんですね。
我が家もびびが頑張って来ていたんですが、
ちょっと今、風邪を引いてしまい、今日は学校へは行ったんですけど、どうも調子が良くなくて、今日の英語は休みました。^^;

私はピアノを再開したと言うよりも、友人に巧く乗せられて
人前で弾くことになり、追いつめられている状態です。
そのリハーサルが今日あって、その様子は先ほど書きましたが、
自分の勉強不足を痛感しています。(-_-;)

インフルエンザ、ひぃ〜、今年の三月、演奏発表会の悪夢、二度と繰り返したくないです。(@_@;)
その前に風邪をちゃんと治さないと行けませんね。
お互い、健康管理、しっかりやらないと行けない季節ですよね。
Posted by 乃琶 at 2007年10月17日 16:32
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Weblog: 作曲家の音楽帳
Tracked: 2007-10-14 10:09
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